大阪中央共同住宅経営協会第70回通常総会において若輩ながら第11代目理事長を拝命致しました。
賃貸経営の環境が大きな変革期を迎えているこの時世に理事長の職に就くにあたり、その責務の重さを痛感しております。
昭和27年(1952年)にアパート組合からスタートした本協会は、社会の幾多の辛苦を乗り越え、発展を成し遂げてきた歴史ある会でもあります。
平成13年(2001年)に大阪中央共同住宅経営協会に名称を変えるとともに、2022年に70周年を迎えることとなりました。
新型コロナウイルス感染症による社会的影響により経済が不安化してきた中、賃貸経営にも様々な影響が出てきています。
「内見数の減少や問い合わせの減少による賃貸需要の低下」「テナントの利益減少により家賃交渉頻度の増加」「住宅設備の高騰と品薄による打撃」など多岐に渡って挙げられますが、
収束後に予見される様々な変化も見すえて、経済や産業に関する展望や選択肢を決断する舵取りが求められます。
会員及び協会の発展のために活動を推進してまいりま すので、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
大阪中央共同住宅経営協会
理事長 松尾 紀明